あなたは話し手ですか?聞き手ですか?

話の潰し合い

会話は話し手と聞き手で成り立つはず…だが?

はい、こんにちは。

突然ですが、皆さんは普段人と話していて
「会話の満足度」が低かった経験はありませんか?

「もっと話を聞いて欲しかった」
「求めているものとは違う反応をされた」
「相手に自分の話ばかりされてうんざりした」
「相手が自分の話に集中してくれない」

このような経験をした事がある人は意外と多いのではないでしょうか。

実はこれらは全て「聞き手が不在している」からなんです。

会話というのはしばしば「キャッチボール」に例えられるように、
ボール(話題)を投げる人(話し手)と取る人(聞き手)の双方向のやり取りによって成り立っています。

しかし、上記で挙げた例では聞き手が存在しません。
どういう事でしょうか。

図を用いながら説明します。

会話のキャッチボール

上の図からも分かるように、会話において聞き手の存在は不可欠であり、 聞き手によって会話がコントロールされていると言っても過言ではありません。
もし話し手のボールを取る人がいなかったら会話は成り立たないし、返球の仕方によってその後の会話の流れも変わってくるからです。

そして先に挙げた4つの経験もこの聞き手が上手く機能していない、 つまり「取り手が投げ手のボールを上手く取らない、返さない」事が原因だと分かると思います。

人は基本的に自分の話を聞いて欲しい

自分が満足度の低い会話を思い返してみてください。
あるいはカフェなどで周りの会話にこっそり耳を傾けてみてもいいかもしれません。

多くの会話の聞き手というのは、実は話を聞いているようで「自分は次何を話すか」「自分ならどう考えるか」と意識の先が相手に向いていないです。

そこには聞き手は存在しません。話し手だけです。

「まさかそんな」と思うかもしれませんが、僕自身も含めて意外とそういう状態に陥ってしまっていることはよくあります。

話をしたい、つまり相手の関心を自分に集めたいと思うのは、いけないことではないと思います。
むしろ自然な欲求です。

問題なのは、その欲求がお互いに持ち合わせているという事と、それを受け止める聞き手の存在がいなければ解消されないという事に気づいていない点です。

ここに気づいていない状態で会話を進めていくと、欲求が衝突し、会話の潰し合いが起こります。

会話の潰し合い

会話の潰し合いとは、自分が話したいことだけを積み重ねていき
お互いの考えへと深堀りがされていかない状態を指します。

この深掘りがされていかないからこそ、今回の最初に挙げたような「会話の満足度」が下がる経験が生まれると思うのです。

【予告】良い聞き手とは何なのか

今回は会話における聞き手という存在、その重要性について書きました。

今後、具体的に良い聞き手になるための手段について考察していきたいと思います。

今日はこの辺で。
では!